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のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/02/24

狛犬と共に振り返る日本の近現代史(3) 下関条約~日露戦争


●1896(明治29)年 ロシアは清国に賄賂を贈り、露清防敵相互援助条約(対日秘密条約)を締結。鉱山採掘権や鉄道敷設権獲得などを有利に進める戦略。一方、李氏朝鮮国王・高宗もロシアの力で独立を維持しようと考えるようになる。

●1897(明治30)年 下関条約(馬関条約)
李氏朝鮮は清の冊封体制から離脱して大韓帝国に……ロシアがいち早く承認。一方、イギリスはロシアへの警戒感を一気に強める。

●1898(明治31)年 政党内閣の誕生(第1次大隈内閣)

1898年頃 借宿新地山山道口の石柵(寅吉)


1998(明治32)年 熊野神社(鮫川村赤坂西野)の狛犬「福貴作 石工 小松寅吉」寅吉53歳



●1899(明治32)年 アメリカが門戸開放宣言 

●1900(明治33)年 満韓交換論……伊藤博文による交換論(満州はロシアに、朝鮮半島は日本に、という政治的交渉戦略)。井上馨や松方正義は支持。山縣有朋や桂太郎、小村寿太郎らは反対し、ロシアとの開戦を主張。

●川俣事件 …… 足尾鉱毒事件に関する公害弾圧事件
●治安警察法 …… 労働運動の弾圧
●軍部大臣現役武官制 …… 軍部大臣(陸軍・海軍)は現役武官とする
●義和団の乱……清で義和団が蜂起。その後、清政府が欧米8国(日本含む)に宣戦布告。欧米8国は圧倒的な戦力で清に勝利

●1901(明治34)年 北京議定書 …… 清は賠償金として4億5000万両を支払うなどの内容

●1902(明治35)年 日英同盟 …… 山縣有朋・小村寿太郎らにより実現。ロシア帝国の極東進出政策への対抗策

●1904(明治37)年(~1905) 日露戦争……満州・朝鮮半島を巡り日本とロシアが戦争に。日本は英米の後押しもあり、苦戦ながらも勝利。
●1904年 与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」
●1905(明治38)年 日本政府が竹島を島根県に編入。(後に韓国はこれを日本の韓国侵略の過程で行われたものであり、無効であるとし、1953年以降武力行使により実効支配。現在に至る)
●1905年 ポーツマス条約 ……アメリカのポーツマスで日本とロシア帝国が講和条約を結ぶ。
●日比谷焼打事件 …… ポーツマス条約に賠償金がないのを不服として暴動が発生

1903(明治36)年 鹿嶋神社の狛犬「福貴作 石工 小松布孝」寅吉59歳



★弱体化する清国。ロシアの南下を警戒する英米と日本。ついに日露戦争へ。
日本国民は世界情勢の俯瞰ができず、単純に日清戦争勝利後に大国ロシアをも破ったとして歓喜するも、賠償金もない決着に不満を爆発させた。一部の文化人は反戦を唱えるも、治安維持法などの強化で弾圧される。
そんな中、寅吉は石工人生の全盛期を迎え、雲照寺准提観音(明治35年)、鹿嶋神社の飛翔獅子(明治36年)など、大作を次々に制作した。
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